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各試験科目の対策は? 労働基準法

先生、社労士の試験科目の特徴を、もう少し詳しく教えてください。

お ヒロシは大分ヤル気になっているようだね。では2008年など過去の出題内容を踏まえながら、もう少し具体的な話をしよう。

よろしくお願いします!

ではまず、労働基準法からだ。
2008年の出題はとにかく文章が短文だったね。最長でも6行くらいだったから読みやすかったと思う。おそらく本則条文をそのまま引用するか、若しくは少し書き替えた程度で出題されたから難易度は低かったと言える。
一時期の労基法はボリュームも多かったんだよ。1問5肢で1ページ半、これが3問出題されれば、択一開始から40分でフラフラだ。
通達や判例は、論理構成と結論が組み合わされるから長文になるし、理解不足とか、どこかにワナもひそませやすいから難易度がグッと上がる。

2008年は、比較的解きやすかったということですね。今後の傾向はどうなんでしょうか?

そうだね。ここ数年は比較的穏やかな内容だから、まずはあまり細部にこだわらず、本則条文が規制する内容をしっかり理解すること。何が良くて何がダメなのか、誰が対象で誰がはずれるのか。
ただ、それを具体的につかむ第2ステップでは、どうしても通達は読んでおかないといけない。
通達にも2種類あって、(1)施行規則的で事務的なものと(2)法解釈を前提とする行政解釈。(1)は易しいが(2)は難しい。
(1)は征服しておくこと(記憶力の勝負だ)。反対に(2)の理解には、判例や民法の基礎も背景として必要だから、ここは予備校の知識のしっかりした講師に頼ったほうが早いのは早い。
判例ならなおさら言える。独特の言い回しが難しく感じ、「何でこういう解釈なんだ?」みたいな疑問が出てきて前に進みにくい。
ただ、最近出ていないレベルだから、最終レベルの学習でやればいい範囲ではある。

記憶力勝負の部分と、先生方に頼った方がいい部分をしっかり整理しておかないと、時間ばかり経ってしまいそうですね。

そうだね。後、もう少し細かく見てみよう。2008年は、毎年使われている解雇予告(法20条)と時間外休日労働(法36条)、割増賃金(法37条)が出なかった。ここは注目すべきエリアだぞ。前者は、昨今の雇用情勢から、特に、内定取消の問題や派遣労働者の契約打ち切り等。労働契約のエリアは全体に薄かったから、余計に怖い。
後者は、改正の方向が具体的になってきた分野ということで、2009年は必須だろうね!2年も連続で出題されないことは、まずないからね。
あと、裁判員制度から題材を取るんなら公民権行使の保障(法7条)だね。労働憲章のエリアはどこか必ず出るから、要注意だよ!

机に向かう勉強だけでなく、裁判員制度など最近の世の中の情勢も把握しておくことで、試験対策にもつながるんですね。

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