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先生、これまでの話から、社労士試験の過去問を解くことは重要ですよね?何年くらい前の過去問から解いて行くといいですか? |
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うん。そうだね、では大きく(1)択一と、(2)選択に分けて話をしよう。
まず、(1)択一式過去問だが、これは非常に重要だ。
だいたい7年分の過去問を全て理解し覚えれば、合格レベルまで到達するだろうね。資格試験の常として、過去問が繰り返し出題されているというのがある。
これは感覚的になってしまうが、本試験の7割は、過去問で出題済みかな(もちろん問い方は変えられている)。
だから問題が手に入る年度分まで、さかのぼって過去問を解くべきだね。
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うーん。やっぱり社労士の過去問を解くって大事なんですね。
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そうだよ。でも、ただ、解くのではなく、大事なのは理解のレベルだよ。
結論ではなく、なぜ誤りなのか、どこが誤りなのか理由が重要。
解説の補足まで、理解すること。
他の科目で似た制度、要件があれば、関連付けてそこまで理解しておく。
例えば、不服審査について、労災法ならどうか、雇用保険法ならどうか、健康保険法ならどうか・・・等比較して理解する。といった感じかな。 |
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ただ解いて、「あってた」「間違ってた」で終わらせておいてはアカンっちゅうことやな。
選択式対策も過去問は有効なんか? |
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うん。ちょっと違っていてね。(2)選択式過去問ついては、択一式過去問ほど重要とはしていない。どのように問われるのか、感覚をつかむために使用する感じかな。選択式は足きり対策が重要だね。基本用語は必ず得点できるようにしなければならない。
社労士試験では、出題傾向も改正法、白書、時事問題がよく出題されているよね。だから、古い過去問よりは新しい社労士試験予想問題集を解くことが有効ということ。
話をまとめると、過去問より、予想問題集を解く方がよいということ。
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むむ。そうか、社労士試験は、足きりがあるんですもんね。
後、何でもかんでも過去問を解くことばっかりが、いいってことではないんですね。 |
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そうだよ。以上をまとめると、
(1)択一式の過去問を中心に勉強する。
(2)選択式の予想問題集は、ある程度の知識を身につけてから。
(択一式の過去問を1回ししたくらいのレベル)
(3)選択式の過去問は、予想問題集の合間にやるくらい。
ということ。
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ありがとうございます。過去問との付き合い方がよ~く分かりました!それぞれ頭を整理して、社労士試験対策していきます! |
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