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1 障害厚生年金と障害基礎年金との比較 重要度 ●
◆障害厚生年金と障害基礎年金との相違点
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障害基礎年金
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障害厚生年金 |
【支給要件】 |
国民年金の被保険者or 60歳以上65歳未満の国内居住者
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厚生年金保険の被保険者 |
b) 障害等級区分
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1級・2級
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1級・2級・3級 |
【事後重症】 |
不該当 →1級・2級
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不該当 →1級・2級・3級 |
【年金額】
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定額制(障害等級による) |
報酬比例制(原則額は老齢厚生年金の計算式と同じ) |
b) 加算対象者
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子 |
配偶者(3級には加算なし) |
c) 最低保障額規定
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規定なし |
規定あり(障害基礎年金の額×3/4) |
【併合認定の例外】
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調整なし |
昭和36年4月1日前に発生した「障害年金」との調整あり |
【額の改定請求】
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制限なし |
制限あり(3級はNG) |
b) 併合改定
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- |
障害基礎年金との併合規定 |
【支給停止】
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- |
障害共済年金との調整規定 |
【一時金制度】
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規定なし |
障害手当金 |
【特例措置】
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平成6年国年法附則6条 |
規定なし |
【共通事項】 |
a) 保険料納付要件(原則と特例)
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*「平成6年国年法附則6条」とは、旧法当時の保険料納付要件に該当しなかった者の救済規定。
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