社労士試験合格を目指す方に無料でテキストを公開します!「国民年金法5-16:特別一時金」
---- 山川予備校事務局 よりお知らせ ----
テキスト内容は、2010年度社労士試験対策の社労士初級インプット講座(2010年度版)のテキストになります。2012年度版(新年度版)テキストは、「山川靖樹の社労士予備校」HPトップにて紹介しておりますので、ご確認ください。
テキスト本文の開始
2 特別一時金 (昭60法附則94条) 重要度●
◆特別一時金の支給
□*1 「障害年金等」とは、障害福祉年金から裁定替えされた障害基礎年金、旧国民年金法による障害年金、旧厚生年金保険法による障害年金その他の障害を支給事由とする年金たる給付であって政令で定めるものをいう。
□*2 「対象旧保険料納付済期間」とは、旧国民年金法の任意加入被保険者としての保険料納付済期間のことをいう。
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ただし、その者が次のいずれかに該当する場合は、請求することができない。
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ロ) 当該障害年金等を受ける権利を有するに至った日から特別一時金の支給を請求する日までの間に障害基礎年金(裁定替えによって支給されるものを除く)又は旧国民年金法による障害年金(障害福祉年金を除く)、母子年金(母子福祉年金を除く)若しくは準母子年金(準母子福祉年金を除く)の支給を受けたことがあること。
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ハ) 特別一時金の支給を請求する日において老齢基礎年金又は旧国民年金法による老齢年金若しくは通算老齢年金の受給資格要件たる期間を満たしていないこと。
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ニ) 特別一時金の支給を請求する日前に老齢基礎年金又は旧国民年金法による老齢年金若しくは通算老齢年金の支給を請求したこと。
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2) 前項の請求があったときは、その請求をした者に特別一時金を支給する。
3) 特別一時金の額は、昭和36年4月1日から施行日の前日までの期間に係る国民年金の保険料の額の合計額を基準として、対象旧保険料納付済期間に応じて政令で定めるところにより算定した額とする。
4) 第2項の規定により特別一時金の支給を受けた場合における対象旧保険料納付済期間は、老齢基礎年金又は国民年金法による付加年金の額の計算については旧国民年金法に規定する保険料納付済期間である国民年金の被保険者期間でないものと、障害基礎年金等の保険料納付要件の適用については国民年金の被保険者期間でないものと、それぞれみなす。(合算対象期間とみなす:措置令138条)
◆支給額 (措置令136条)
□特別一時金の額は、対象旧保険料納付済期間に応じて、27,700円~691,600円の範囲で定める額となる。
□旧国民年金法の付加保険料納付済期間を有する者については、当該付加保険料に係る対象旧保険料納付済期間に応じて、4,800円~76,800円の範囲で定める額を加算する。