(2010年度版)社労士初級インプット講座/健康保険法5-3

社労士試験合格を目指す方に無料でテキストを公開します!「健康保険法5-3:外来負担分」

前のページへ | 次のページへ  | 目次へ 

健康保険法(5)-3

山川靖樹の社労士(社会保険労務士試験対策)講義風景

---- 山川予備校事務局 よりお知らせ ----

テキスト内容は、2010年度社労士試験対策の社労士初級インプット講座(2010年度版)のテキストになります。2012年度版(新年度版)テキストは、「山川靖樹の社労士予備校」HPトップにて紹介しておりますので、ご確認ください。

テキスト本文の開始

 

-----------------(121ページ目ここから)------------------

 

□<Step.1> 70歳到達者の“外来負担分”の検証

 

イ) 各自それぞれの負担分を個人単位で合算(集計)する。

 

ロ) 高額療養費算定基準額(この基準額を超えた額が償還払いされる、以下「算定基準額」とする)は、原則として、「12,000円」である。

 


a) 父の負担額は、算定基準額以下であるから支給対象とならない。

 

b) 母は、15,000円-12,000円=3,000円が支給される。

 

 

□<Step.2> 70歳到達者の“世帯合算負担分”の検証

 

イ) 検証Step.1で負担分として判断できるものをすべて合算する。

 

ロ) 算定基準額は、原則として、「44,400円」である。

 


a) 父は、10,000円+25,000円=35,000円

 

b) 母は、12,000円

 

↓ ゆえに…

 

(35,000円+12,000円)-44,400円=2,600円が支給される。