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2 休日の振替 (昭63.3.14基発150号) 重要度●
↓ したがって…
休日労働に対する割増賃金の支払いは不要となる。(平2択)
↓ なお…
□休日を振り替えたことによってその週の労働時間が週法定労働時間を超えるときは、その超えた時間は「時間外労働」となり、時間外労働に関する労使協定の締結及び割増賃金の支払いが必要である。(平18択)
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□休日の振替は、次の要件を満たすときに適用される。(平21択)
ロ) 休日を振り替える前にあらかじめ振り替えるべき日を特定すること。
ハ) 4週4日の休日(法定休日)が確保されるものであること。(平13択)
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↓ なお…
□休日の振替を行う場合には、就業規則等において、できる限り休日振替の具体的事由と振り替えるべき日を規定することが望ましく、また、振り替えるべき日については、振り替えられた日以降できる限り近接している日が望ましい。
□「代休」とは、法定休日又は法定労働時間外の労働、深夜労働が行われた場合に、その代償措置として、その後の特定の労働日の労働義務を免除するものである。
↓ この場合…
代休を与えることによって、現に行われた労働が休日労働等でなくなるものではないため、休日労働等に対する割増賃金の支払が必要となる。(平5択)
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※テキスト138ページ~141ページは、過去問掲載ページです。WEB上での掲載はございません