(2010年度版)社労士初級インプット講座/労働基準法4-7

社労士試験合格を目指す方に無料でテキストを公開します!「労働基準法4-7:フレックスタイム制-5 」

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労働基準法(4)-7

山川靖樹の社労士(社会保険労務士試験対策)講義風景

---- 山川予備校事務局 よりお知らせ ----

テキスト内容は、2010年度社労士試験対策の社労士初級インプット講座(2010年度版)のテキストになります。2012年度版(新年度版)テキストは、「山川靖樹の社労士予備校」HPトップにて紹介しておりますので、ご確認ください。

テキスト本文の開始

 


貸時間と借時間
フレックスタイム制の下で、実際に労働した時間が清算期間における総労働時間として定められた時間に比べて過不足が生じた場合において、労働時間及び賃金の清算を次の清算期間に繰り越すことの可否については、次のように解される(昭63.1.1基発1号)。(平7択)


↓ 歴日数31日の月の法定総労働時間の限度:40h×31/7≒177.1h

清算期間中の総労働時間

実際の労働時間

貸借関係

3月の労働時間
(所定170時間)

可否

160時間
(2月)

Aさん
165時間

超過分5時間を
翌月に充当

最終的に165時間
貸時間

×

Bさん
155時間

不足分5時間を
翌月に上積み

最終的に175時間
借時間