(2010年度版)社労士初級インプット講座/国民年金法6-15

社労士試験合格を目指す方に無料でテキストを公開します!「国民年金法6-15:学生の保険料の納付特例」

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国民年金法(6)-15

山川靖樹の社労士(社会保険労務士試験対策)講義風景

---- 山川予備校事務局 よりお知らせ ----

テキスト内容は、2010年度社労士試験対策の社労士初級インプット講座(2010年度版)のテキストになります。2012年度版(新年度版)テキストは、「山川靖樹の社労士予備校」HPトップにて紹介しておりますので、ご確認ください。

テキスト本文の開始

 

7  学生の保険料の納付特例 (法90条の3、則77条の2)  重要度●● 


条文


次のいずれかに該当する学生等*1である被保険者又は学生等であった被保険者等から申請があったときは、厚生労働大臣は、その指定する期間(学生等である期間又は学生等であった期間に限る)に係る保険料につき、既に納付されたもの及び前納されたものを除き、これを納付することを要しないものとし、申請のあった日以後、当該保険料に係る期間を保険料全額免除期間(追納が行われた場合にあっては、当該追納に係る期間を除く)に算入することができる。(平16択)

 


イ) 前年の所得(1月から「3月」までの月分の保険料については前々年の所得とする)が、その者の扶養親族等の有無及び数に応じて、政令で定める額以下であるとき。
(平8択)(平10択)(平11択)(平12択)(平13択)

 

□「政令で定める額」は、扶養親族等がないときは118万円とし、扶養親族等があるときは118万円に当該扶養親族等1人につき原則として38万円を加算した額とする(令6条の9)。

 

 

ロ) 申請全額免除のロからホまでに該当するとき。

 

 

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ちょっとアドバイス


□*1 「学生等」とは、次に掲げる生徒又は学生とする(令6条の6)。

 


a) 学校教育法に規定する高等学校の生徒、中等教育学校の生徒、特別支援学校の生徒

 

b) 学校教育法に規定する大学(大学院を含む)の学生、短期大学の学生、高等専門学校の学生、専修学校の生徒

 

c) 専修学校に準ずるものとして厚生労働省令で定める教育施設(学校教育法に規定する各種学校は、修業年限が1年以上である課程に限る:則77条の6)の生徒又は学生

 

↓ なお…

 

□定時制、通信制、夜間等の学生等も対象となる。(平12択)(平18択)

 

 

 

8 30歳未満の保険料納付猶予制度 (平16法附則19条1項、則77条の2)
重要度● 


条文


平成17年4月から平成27年6月までの期間において、30歳に達する日の属する月の前月までの被保険者期間がある第1号被保険者等(第1号被保険者又は第1号被保険者であった者をいう)であって次のいずれかに該当するものから申請があったときは、厚生労働大臣は、当該被保険者期間のうちその指定する期間*1に係る国民年金の保険料については、既に納付されたもの及び前納されたものを除き、これを納付することを要しないものとし、申請のあった日以後、当該保険料に係る期間を保険料全額免除期間(追納が行われた場合にあっては、当該追納に係る期間を除く)に算入することができる。
ただし、配偶者が次のいずれにも該当しないときは、この限りでない。
(平17択)(平20択)

 


イ) 当該保険料を納付することを要しないものとすべき月の属する年の前年の所得(1月から厚生労働省令で定める月(6月)までの月分の保険料については、前々年の所得とする)が、その者の所得税法に規定する控除対象配偶者及び扶養親族の有無及び数に応じて、政令で定める額以下であるとき。

 

□「政令で定める額」は、扶養親族等の数に1を加えた数を35万円に乗じて得た額に22万円を加算した額とする(平16経過措置令22条)。

 

 

ロ) 申請全額免除のロからホまでに該当するとき。

 

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ちょっとアドバイス


□*1 「指定する期間」からは、申請全額免除、申請一部免除の規定の適用を受ける期間又は学生等である期間若しくは学生等であった期間を除く。

 

□保険料を納付することを要しないものとされた者及びこれらの規定により納付することを要しないものとされた保険料については、国民年金法その他の法令の規定を適用する場合においては、「学生の保険料の納付特例」の規定により保険料を納付することを要しないものとされた者及び納付することを要しないものとされた保険料とみなす(4項)。

 

advance


◆申請による免除に係る「政令で定める額」のまとめ

 


免除の種類

 

政令で定める額

 

 

申請全額免除
30歳未満の納付猶予制度

 

 

(扶養親族等の数+1)×35万円+22万円

 

申請4分の3免除

 

 

扶養親族等の数×原則38万円+「78万円」

 

申請半額免除
学生の保険料の納付特例

 

 

扶養親族等の数×原則38万円+「118万円」

 

申請4分の1免除

 

 

扶養親族等の数×原則38万円+「158万円」

 

障害者又は寡婦

 

 

125万円