社労士試験合格を目指す方に無料でテキストを公開します!「健康保険法6-10:保険料の決定等」
---- 山川予備校事務局 よりお知らせ ----
テキスト内容は、2010年度社労士試験対策の社労士初級インプット講座(2010年度版)のテキストになります。2012年度版(新年度版)テキストは、「山川靖樹の社労士予備校」HPトップにて紹介しておりますので、ご確認ください。
テキスト本文の開始
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1 保険料の意義等 (法155条ほか) 重要度 ●
◆保険料 (法155条)
□「協会」が管掌する健康保険の任意継続被保険者に関する保険料は、「協会」が徴収する(2項)。
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◆保険料等の交付 (法155条の2)
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2 被保険者の保険料額 (法156条ほか) 重要度 ●●
1) 被保険者に関する保険料額は、各月につき、次に掲げる被保険者の区分に応じ、当該定める額とする。(平6択)(平12択)
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定める額 |
イ) 介護保険第2号被保険者*1である被保険者
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一般保険料額*2と介護保険料額*3との合算額
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ロ) 介護保険第2号被保険者である被保険者以外の被保険者
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一般保険料額
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□*1 「介護保険第2号被保険者」とは、介護保険法第9条第2号に規定する被保険者をいい、市町村又は特別区の区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者とされている。
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□*2 「一般保険料額」とは、各被保険者の標準報酬月額及び標準賞与額にそれぞれ一般保険料率(基本保険料率と特定保険料率*4とを合算した率をいう)を乗じて得た額をいう。
□*3 「介護保険料額」とは、各被保険者の標準報酬月額及び標準賞与額にそれぞれ介護保険料率を乗じて得た額をいう。
◆*4 基本保険料率と特定保険料率
□「基本保険料率」は、一般保険料率から特定保険料率を控除した率を基準として、保険者が定める(法160条15項)。
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↓ なお…
□協会は、当該規定により基本保険料率及び特定保険料率を定め、又は後述の介護保険料率を定めたときは、遅滞なく、その旨を厚生労働大臣に通知しなければならない(法160条17項)。
2) 介護保険第2号被保険者である被保険者が介護保険第2号被保険者に該当しなくなった場合においては、その月分の保険料額は、「一般保険料額」とする。
ただし、次の場合は、一般保険料額と介護保険料額との「合算額」となる。
b) 介護保険第2号被保険者となった月において介護保険第2号被保険者に該当しなくなった場合(令45条)。
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3) 前月から引き続き被保険者である者がその資格を喪失した場合*5においては、その月分の保険料は、算定しない。(平6択)(平12択)(平13択)(平19択)
◆*5 「資格喪失月」における保険料の算定
a) 原則 |
算定しない
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b) 同月得喪の場合 |
その月分の保険料を算定する
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c) 同一月内に複数回の得喪があった場合(平16択) |
得喪数回に応じた算定をする
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◆任意継続被保険者の保険料 (法157条)
□前項の場合において、各月の保険料の算定方法は、前条(被保険者の保険料額)の例による(2項)。
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↓ なお…
□特例退職被保険者の保険料については、「任意継続被保険者」と同様である(法附則3条6項)。